『ZENITH』は1865年に全身会社が興された古参ブランドで、その技術は世界屈指で当時からマニュファクチュールの体制を敷いており、今に伝えられています。『ゼニス』とは天空の頂点を意味し、自社一貫生産であることを20世紀前半には、従業員数1000人規模のマニュファクチュールブランドへと成長しその名の通り時計界の頂点に上り詰めたのである。

ラグジュアリーを野生的に表現するデファイ エクストリームは、可能性の限界を突き破る斬新なデザイン、革新的な素材と他に類をみない構造技術で、あらゆる時計の常識を塗り替えました。2007年に、ローズゴールドを使った新しいデザインが登場します。ブラックチタンとローズゴールド、この二色のコントラストがシリーズ全体に躍動と幻想の間に位置する独特なデザインイメージをもたらしています。

デファイ クラシックは、力強く男らしいシルエット、ダイナミックなライン、パワーに満ち溢れたエレガンスを表現、そして人々を魅了してきました。スーツにもスポーツウェアにも合うシルエットでラグジュアリースポーツウォッチに新しい境地を切り開いたのです。2007年に、ローズゴールドを取り入れ、色合いのコンビネーションが繊細になり、とてもシックなスタイルとあいまって、いっそう上品な時計になりました。

 

「エループリメロ」に代表される高性能の自動巻きクロノグラフがゼニスの代名詞となっている。しかし、実際にはスケルトンや、鉄道時計の名残りを留める伝統のクラシカル・ポケットウォッチを今なお作り続け、その一方で最先端のマイクロ・エンジニアリングを駆使したハイ・テクノロジーが生み出す、精巧なクオーツ時計を発表したりと、ゼニスは文字通り総合時計メーカーで実力を遺憾なく発揮するマニア好みのブランドとして人気を集めてい琉る。


ゼニスはジョルジュ・ファーブル・ジャコなる人物によって、1865年当時すでにスイス時計産業の中心地として繁栄をみていた、ジュウ渓谷のル・ロックルに創設されている。その頃の幾つかの先端的時計メーカーにみられたように、機械によるアメリカ式生産方法を柔軟に取り入れたゼニスは、部品交換や修理可能な時計の生産を早くから行った、革新的ブランドのひとつと言えるだろう。手仕事の職人芸に執着することのない、積極的な前進が発展を導いた。

日本におけるゼニスの時計は昔から馴染み深いものであった。優秀な機械だけを選んで使用した日本国有鉄道が、昭和2年に鉄道時計としてゼニスを正式採用しているからだ。「ゼニット」と呼ばれ、その精度に絶大なる信頼が寄せられた当時の鉄道時計は、交通博物館に大切に保管され今もその姿を見ることができる。ゼニスは、この逸話が示すようなユーザーからの信頼を一番の栄誉と感じ、この姿勢は一貫して何ら変ることなく今日に続いている。


世界が戦争へと激動していく時代を迎えると、ゼニスはミリタリーウォッチの供給を行った。過酷な条件が幾重にも重なる戦場では、正確であることと頑丈であることが時計に求められる最大の要素である。すなわち軍に認められるミリタリーウォッチを製作するということは、その精度と耐久性が公的に認められたということに等しい。腕時計が民間に普及する以前の第1次大戦中、すでにアメリカ軍の信号部隊が使用したのがゼニスの腕時計だったし、第2次大戦ではドイツ、イギリスなどの軍隊に採用されている。この事実は、ゼニスの優秀さを物語るのに充分なのではないだろうか。

ゼニスがその創業時から誇りをもって作り続ける機械式ムーブメントにおいて、最高傑作と絶賛されるのが「エル・プリメロ」である。1969年に完成したこの自動巻きクロノグラフ・ムーブメントは、1時間に3万6000回の高速振動を発生させるハイビート・メカニズムであり、世界初の快挙として時計史上に刻まれる機械である。機械式時計の限界に挑むかのように、10分の1秒までの計測を現実のものとした「エル・プリメロ」は、1969年当時から非常に完成度の高いムーブメントだったので、現在にいたるまで僅かな改良がされただけでほとんど当初のままの形を維持している。ゼニスというブランド名にふさわしいこの最高峰ムーブメントの誕生は、それまでにも増してゼニスの技術開発能力を満天下に示す結果となる偉大な出来事であった。今もル・ロックルのゼニスの工場では、「エル・プリメロ」を筆頭とする機械式ムーブメントが、最新の工業技術と伝統の手作業によって製造され、他の時計メーカーへも供給されている。


「エル・プリメロ」は「デフィ・シリーズ」「レインボー・コレクション」など、現行のクロノグラフに搭載され、ゼニスの主流を占める存在である。それは、時計本来の素晴らしさを後世に伝え、未来への時を刻み続けるのだ。

「世界の腕時計 №16」より引用

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