エルメスの歴史

ティエリー・エルメスが1837年高級馬具を制作する工房をパリ9区に開き、その工房の技術は当初から高く評価され、1880年には、現在もその地に本店を構えるエリゼ地区のフォーブ ル・サントノーレ24番地にブティックを移転。それと同時に顧客への直接販売を開始し、審美眼の厳しいパリ市民にも認められていくこととなる。全てが順風満帆にみえたエルメスですが、時代の流れ、科学の発達”自動車の登場”によりエルメスを苦境に追い詰められていきました。苦境に立たされるなか、3代目エミール・モーリス・エルメスは馬具製造で培ったエルメスのエスプリを残しながらも、大きくファション分野へとかじを切ったのです。1920年頃、車に乗車した際、振動で中身が出るの防ぎ、また開閉もスムーズに出来るという目的で今ではあって当然ですが必要不可欠の「ファスナー」が初めてバッグに取り付けられました。

 

 

最高のクラフトマンシップの証であるジュネーブ・シールをすべて時計に取得している唯一の時計ブランド

エルメスのロゴにはある意味が隠されている事をご存知でしょうか。ロゴには「馬車」、「馬」、「従者」がデザインされていますが、肝心な「主人」がいないことが分かると思います。これは「主人」=ユーザーを表し、”エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを卸すのはお客様ご自身です”という意味があるそうです。エルメスの製品は、ひとりの職人が一つの製品の製造工程をすべて担当し仕上げます。製品の多くにいつ・どこで・どの職人によって造られたのかという意味を持つ、職人ナンバー、アトリエの英数字、製造年がそれぞれ刻印されています。

 

バーキン

熟練した職人が全ての工程を担当し、革の切断から縫製、組み立てに至るまで手作業で作り上げるという、現代では珍しい工程によって制作されるバーキン。優秀な職人の数は限られているために、制作可能な個数は限られてくる。その結果、需要に対する供給が追いつかないということになり、希少価値が高いアイテムとなっています。

ケリー

モナコ王妃のグレース・ケリーがパパラッチから妊娠中のお腹を隠したバッグとして有名になりました。1936年に誕生した当時は「サック・ア・クロア」と呼ばれており、1955年ごろからグレース・ケリーにちなんで「ケリー」と改名されました。内縫いと外縫いの2つのデザインがあるのもケリーバッグの大きな特徴で内縫いは繊細で女性らしく、外縫いはフォーマルシーンに合わせやすいビジネスバッグとしても人気が高いです。

 

エブリン

エルメスを象徴する「H」のパンチングが特徴で、使い勝手の良さ、丈夫さ、幅広いサイズ展開から男女ともに人気の高いアイテムです。通気口の用途を持つこのパンチングのこの目を引くフォルムとデザインはエルメスのエレガンスとカジュアルが融合した製品と言えるでしょう。

 

ピコタン

ピコタンの名前の由来は中世フランスでは、牛や馬の餌を入れるボワソー升(約12.7リットル)の4分の1を示すのに「ピコタン」という単位を用いていました。オープン型のシンプルなデザインは牛や馬が歩きながら餌を食べられるというイメージがあるためと言われています。馬具工房として創業したエルメスならではの製品の一つです。

フールトゥ

1998年、マルタン・マルジェラが、エルメスのレディース部門のクリエイティブディレクターに就任しました。同年にエルメスは一世を風靡するアイテムを発表することとなります。カジュアルラインの「フールトゥ」と「エールライン」です。

エールライン

 「フールトゥ」共にオールキャンバス地でカジュアルにも合わせやすいと同時に、エルメスのラインナップの中では比較的購入しやすいということも相まって、定番としてその後も根強い人気を誇っていましたが、2006年に製造は終了しています。

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