1833年、ジャガー・ルクルトはジュウ渓谷のル・サンティエにアントワーヌ・ルクルトによって開かれた工房から始まりました。そして時計のパーツやケースはもちろん、デザイン、その部品を組み上げ、全作業を一貫して行うマニュファクチュールというシステムを息子のエリーと共に初めて採用しました。ブランドは革新的なムーブメントの開発、その品質と生産性の向上へと更にその歩みを進めることになった。

1903年彼が極薄ムーブをルクルト社に発注したとき、この難題に挑んだのが創業者の孫ジャック・ダヴィド・ルクルト。その真摯な姿勢に感銘を受け、ふたりに深い友情が芽生える。美的感覚に優れたジャガーと共に完成させた1.38mm厚のムーブによる世界一薄いポケットウォッチは、後のジャガー・ルクルト社の出発点となりました。1925年の「デュオプラン」、1928年の「アトモス」、1929年の世界最小のムーブメント「キャリバー101」と花開いていきます。そして何と言っても、インド駐在の英国人将校の<ポロ競技の際の衝撃に耐えられる時計を>との要望で生まれた1931年の「レベルソ」の存在抜きにジャガー・ルクルトを語ることは出来ない。ポロの競技中に風防が割れる事故を防ぐために考案された反転ケースは、いつしかアールデコ時代を象徴する時計として不動の人気を獲得しました。現在も世界中で愛される名作となり、その後もジャガー・ルクルト社は、リューズを持たないフューチャーマティック(53年)や世界初の自動巻きアラーム時計メモボックス(56年)などを開発。数々の特許技術を考案しながら、時計界を牽引し続けてきた。

1946年にはに同ブランド初の自動巻時計を製作しました。その後、リュウズが全くない「フューチャーマティック」、1950年のメモボックス、1956年の世界初の自動巻アラームウォッチなど、現在の「マスター・コントロール」や「マスター・コンプレッサー」につながるモデルを発表しました。

アールデコ時代を象徴する時計として不動の人気を獲得した”レベルソ”

レベルソとはラテン語で「回転する」という意味を持ち、時計ディーラーのセザール・デ・トレイがポロ競技の選手から競技中の衝撃に耐える時計が欲しいという要望をジャック・ダヴィッド・ルクルトへ依頼したことが開発のきっかけとなっています。1931年には、ケースが180度反転し、スティックが当たっても時計のガラスを保護する仕組みを考案し製作されました。優美な長方形のフォルムや、ゴドロン装飾文字盤などのデザインは、アール・デコの特徴からインスパイアされており、登場から80年以上の歴史の中では膨大な量のコレクションが展開しています。その一つが両面ダイヤルにより2つの顔をもつデュオタイプで「レベルソ クラシック ミディアム デュオ スモールセコンド セカンドダイヤル」のように第2時間帯表示も行うGMTモデルは特に人気を博しました。また、「レベルソ トリビュート カレンダー」はトリプルカレンダーとムーンフェイズ機能を両面ダイヤルで表示されるようになり「レベルソグランドコンプリケーション トリプティーク」では、両面に3つの顔を搭載しています。コンパクトなレディースモデルも多彩で、正統派ペアウォッチとしても人気を誇っています。

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